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2014年1月12日日曜日

日本ワイン新年会

ワイン仲間の家に集まり、鍋を囲みながら日本ワインを飲んできました。
味をメモしておらず、新年早々「まじめにワインを飲む」というブログテーマから外すという....。うう。
とりあえず、飲んだものを挙げておきます。

まず泡。


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ARUGA BRANCA BRILHANTE (アルガブランカ ブリリャンテ)
産地: 日本、山梨県
生産者: 勝沼醸造
ヴィンテージ: 2008年
品種: 甲州 100%
アルコール度数: 11%
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2013年3月、IOC委員を招いた夕食会で乾杯に使われたスパークリング。
シャンパーニュ方式 (瓶内二次発酵) で作られた独特の味がするけれど、シャルドネのスパークリングとは全然違う爽やかさ。
4500円くらい。

次は白2本。



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Sogga pere et fils (ソガペールエフィス) 小布施ブラン
産地: 日本、長野県
生産者: 小布施ワイナリー
ヴィンテージ: 2012年
品種: 国産ドイツ系品種 66%、国産ミュスカ 18%、善光寺種 25%
アルコール度数:
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香りをかいだときに「あれ?これヴィオニエ入ってない?」と誰かがつぶやくほど、甘い白い花の香り (実際はミュスカ)。鍋に合う。
1500円ほど。なにこのコストパフォーマンス。

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Chateau Mercian Mariko Vineyard Sauvignon Blanc (シャトーメルシャン・マリコ・ヴィンヤード・ソーヴィニヨンブラン)
産地: 日本、長野県上田市
生産者: Chateau Mercian
ヴィンテージ: 2012年
品種: ソーヴィニヨンブラン 100%
アルコール度数:
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日本のソーヴィニヨンブランを初めて飲みました。日本のワインは奥ゆかしいのか、強烈で独特な香りはなく、SBでも優しい。飲むとやっぱりSBだな!と感じるのだけど。そして、「この味の若さは、木が若いからなのかねー」と感想が出たけど、本当に木が若いのかどうかは不明。ふっくら湯だったネギや豆腐に合うので、鍋向きだと思う。

で。
ここで、遅れてきたメンバーが持ってきたイセハラ (2013年) が登場。写真撮るの忘れた...。
イセハラの感想で「ちょっとソーヴィニヨンブランぽい」という人が多いので、飲み比べてみたのですが、比較すると全然違いました。グレープフルーツの白い部分のような心地よい苦味がそう思わせるのですが、フレッシュでフルーティ。やっぱりすごい。自分ちにもあるので、今度開けて再度テイスティングメモを書きます。

それで赤。

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Sogga pere et fils (ソガペールエフィス) 小布施ルージュ
産地: 日本、長野県
生産者: 小布施ワイナリー
ヴィンテージ: 2012年
品種: ボルドー系品種 (メルロー、カベルネ) 66%、アリカント 16%、ブラッククイーン 18%
アルコール度数:
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ボルドー系品種が2/3なんだけど、入ってないのにマスカットベーリーAっぽい味がする。それが日本のテロワールを表す味ってことなのかなー。私はマスカットベーリーは正直あんまり得意でない品種なのですが、このコのニュアンスはいける。
1500円。

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BEAU PAYSAGE TSUGANE la montagne trans (ボーペイサージュ・ツガネ・ラ・モンターニュ・トランス)
産地: 日本、山梨県北杜市
生産者: BEAU PAYSAGE
ヴィンテージ: 2010年
品種: メルロー 100%
アルコール度数:
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人気が沸騰して、最も手に入りにくい日本ワインのひとつ。
メルローなんだけど、ブラインドで飲んだら絶対当たらない。ピノノワールみたいな繊細さ。

持ち寄りワイン会だったのですが、各自のセレクトがおもしろい。
私が持っていったのは小布施の2本。1500円とは思えないワインで、「小布施ワイナリーのボトムレンジ。いわば、私たちの名刺代わりのワインです。」と裏ラベルに記載されているけれど、こんなすごい名刺を渡されて、速攻本気で取引したくなりました。残念なことに、この2つは2012年ヴィンテージで終売。ブームが来ている今こそ、売りに走らず、ラインを見直そうということらしいです。すごい。

しかし、飲み過ぎ....。今年の目標のひとつは「節度を保って飲む」にしよう....。

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