クリスマスイブに開けたもう一本を。
こっちの方が全然いいワインなのだけど、淡々と。
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Chateau Leoville Poyferre Saint Julien (シャトー・レオヴィル・ポワフェレ サンジュリアン)
産地: フランス、ボルドー (メドック、サンジュリアン村)
生産者: Chateau Leoville Poyferre
ヴィンテージ: 2007年
品種 (作付面積): カベルネソーヴィニヨン 62%、メルロー 28%、プチヴェルド 8%、カベルネフラン 2%
アルコール度数: 13%
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メドックの2級シャトーです。値段は7000~8000円じゃなかろうか。もういつどこで何を理由に買ったのか全然思い出せず。
濃くて重いワインは肉の脂が一緒でないと重苦しいんだよな.... 家で飲まないなぁと思って敬遠しているうちに忘れておりました。今回家で初めてローストビーフを作ったため、陽の目をみました。
色は濃いルビー。香りはカシス、インク、トリュフ、スミレ、ミント、ローズマリー。ちょっと鉄分?
味。口に含んだ瞬間は若々しさがあり、タンニンが強くてしっかりしているけれど、いやな感じではない。ただ少しピーマンの味がするので、まだ開けるのが早かったのかも。ほぼカベルネソーヴィニヨンの印象なのだけれど、後味はメルローっぽい優しさを感じる。
やっぱりいいお値段のものだけあって、私でも香りで遊べる楽しいワイン。
ブルゴーニュとボルドーはフランスの二大銘醸地ということで、よく比べられるのですが、まったく正反対なひとたち。作るぶどう品種も全く違うし、経営も、格付けも、作り方も面白いほど対照的。たとえばブルゴーニュは単一品種から作りますが、ボルドーはブレンドが基本。そのようなわけで、上記ブレンドとなっております。
ただし、上記の品種割合はこのワインのブレンド比率ではなく、作付面積の割合。裏側のラベルには、"the vineyard is made up of" の後に上記ぶどう品種割合が表記されています。なぜかは知りませんが、ボルドーはそういうことらしい。
本当は何がどれだけブレンドされているのかは不明です。「メルローっぽい優しさが...云々」と言ってて、メルロー入ってねぇみたいなこともありえます (極端な話)。
話変わって、年末ですなぁ。いろいろとやらないといけないことがあるのですが、ちょびっと自分のお楽しみに以下の本を買いました。
「においと味わいの不思議」を読み始めたのですが、おもしろくて止まりません。ご紹介できるほど頭でまとまれば、いずれ。
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