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2013年12月17日火曜日

イセハラ来た!

待ちに待っていたARUGABRANCA VINHAL ISSEHARA(アルガブランカ ・ヴィニャル・イセハラ)の2013ヴィンテージが12/15にリリースされ、うちにもやって来ました。

おひとりさま2本まで
今でこそ日本ワインブームが来ているものの、その前から農家の甲州ぶどうを買い支え、甲州ワインの品質向上に情熱を注いでこられた勝沼醸造を代表するワイン。2730円。

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ARUGABRANCA VINHAL ISSEHARA(アルガブランカ ・ヴィニャル・イセハラ)
産地: 日本、山梨県
生産者: 勝沼醸造
ヴィンテージ: 2013年
品種: 甲州 100%
アルコール度数: 12%
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もともと香りが薄い甲州種だけど、イセハラは香りがフルーティで個性がはっきりしているのが特徴。樽熟成はなし。
日本ではテロワール(土地)の特徴が出にくいといわれたりもするらしいが、これは単一畑の契約栽培で作られている。
ファンも多く、なかなか手にするのが大変。3月に勝沼を訪れたときも、すでにワイナリーには在庫がなく、直営のレストランでバイザグラスで供されるのみでした。
しかも勝沼醸造は卸す酒屋さんやレストランを選別しているので、東京でもレストランでごくたまーに見かけるくらい。
酒屋で見かけたら絶対買うべし。

ここで開けてテイスティングしたい...。いや、もうちょっと待つか....と逡巡中。

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数時間経過
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今日は開けないことにした。
イセハラを眺めながら、別のワインを。
これも勝沼醸造のもの。今開けたものではなく、抜栓後すぐに小瓶に分けて保管していた最後の1本。



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ARUGABRANCA PIPA(アルガブランカ・ピッパ)
産地: 日本、山梨県
生産者: 勝沼醸造
ヴィンテージ: 2009年
品種: 甲州 100%
アルコール度数: 12%
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価格は3780円。こちらは同じ甲州、同じ生産者でもイセハラとは作り方が違います。
フレンチオーク樽で6ヶ月醗酵。さらに2年の瓶熟成。時間と手間が価格にも反映されています。

色はオレンジに近い黄色。
柑橘系というよりは、りんごとかもっとまったりした果物の香り。
樽の香りもちょっとします。ナッツも。

飲むと、シュールリーのガツガツした味からフルーティな味、最後に上品に抜ける樽香が交じり合って心地いい。

勝沼醸造直営のレストランでは、とってもおいしい国産牛のローストビーフが名物なのですが、これに最高に合うワインがピッパなのだ。
最初は「えー、肉に白?」と思うんだけど、これが合うわけです。

ヨーロッパのえらい評論家が日本に来てテイスティングする動画を以前見たのだけど、リースリングを引き合いに出して甲州に樽は合わんといってた。
そんなことないと思うけどなぁ。
そのものの個性は薄く見えるけど、シュールリーだの樽だのに寄り添って花を咲かせるような良さがある。
私はこのコもすきだわー。

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