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2014年3月5日水曜日

テイスティング

私はバカ舌かつバカ鼻なので、そんなにテイスティングが得意ではありません。
プロフィールにも書いておりますが、テイスティングの練習のためにブログ形式で記録をとることにしました。

お酒が結構好きな人でも、ワインのテイスティングに関しては「神の雫」のような才能の世界だと思っているような節があります。確かに味覚、嗅覚、記憶力に天性の優劣はあるにせよ、世の中のほとんどを占める凡人にとって、テイスティング力というのは地味な勉強の世界です。

色、香り、味の特徴と、産地、ヴィンテージのマトリクスを棚のように頭に置く。
その中にしまう箱が、個々のワインなんだというのが私なりの理解。
ワインを飲んだら、箱に記憶を入れてラベルを貼るような作業。地味です。
そして、私はラベルを書くのも覚えておくことも、もちろん整理も苦手なので、棚がぐちゃぐちゃに....。

まー、間違ってもいいのです。すんごいソムリエも、ブラインドテイスティングでありえないこと口走っていたりするらしいですし。

じつは、私は都内のワインスクールにしばらく通いました。確かに授業料は安くはないのですが、いろんなワインをテイスティングさせてくれるし、知識も体系的に教えてくれます。入った頃は、品種の違いもよく分かっておりませんでした。
知識をつけると、いやみったらしくなって、純粋に楽しめなくなるという懸念もあるでしょう。
でも、ワインだけではなく、そのへん、音楽も絵も彫刻も文章も映画も、本質は同じかと思います。言葉にできる枠組みと技術を持つことこそ、感覚を持つこと、と超凡人の私は信じています。
ワインは再現性が薄いというはかなさもあるし、そもそも農産物なので、別の側面もあるのですが。

何かうまく書けないけど、まとまったらこのエントリを書き換えていきたいと思います。

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