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2015年2月18日水曜日

シュナンブラン月間: シャトー・スーシェリー サヴニエール・クロ・デ・ペリエ―ル

シュナンブラン2本目。今日は、ロワール地方、アンジュー地区のAOCサヴニエール。普通の白ワイン。



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サヴニエール・クロ・デ・ペリエ―ル  (Savennieres Clos des Perrieres)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: Chateau Soucherie
ヴィンテージ: 2010年
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 13.5%
価格: 3300円程度
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ロワールはフランスの北の方にある東西に長い地方で、大きく4つの地域に分かれます。一番西はミュスカデという品種で有名なペイ・ナンテ地区。次がこのアンジュー&ソーミュール地区です。白はシュナンブラン、赤はカベルネフランが有名。

色は麦わら色。香りはやや弱い。少しレモンと、消毒液の香りが。あとこれが松ヤニかな?っていう香りも。ミネラル感。こう書くとそんなにそそられないけれど、決していやな感じではない。

味わいは、酸味が強くてフレッシュ。でもアルコール度数が高めなせいか、軽々しい感じではない。余韻も長め。冷凍してあった野菜たっぷりギョウザを食べたのですが、あっさりしているギョウザとはいえ、このヒト、ギョウザに負けてない!重めの料理でも合うかも。料理に合わせてなんぼって感じがする。

酸味が強いとすぐにリースリングと比べてしまうのですが、あちらが白い花と甘い蜜に彩られた可憐な酸味 (勝手なイメージ付けw) だとしたら、こちらは上品だけど、もっとぐっとくるストレートな酸味。

私は同じロワールなら、ミュスカデより好きだなぁ。お値段もちょっと違うけどねー。

2015年2月10日火曜日

シュナンブラン月間: フェリシアン・ブルー・ヴーヴレイ・ブリュット・キュベ・アントワネット

もう全然更新できてません。やる気がないのかと言われれば、そうなのかも。家で飲むときはグダグダしてて、外で飲んだら記憶が飛ぶため、書くことができないというところでしょうか。

そんなことではいかんと思い直し、今月からはちらっと「品種ごとにテーマを決めてテイスティング」を実践する予定。こんなに飲んでいながら、イマイチ分かっていない品種を主に取り上げます。

第一弾は、シュナンブラン。白のややマイナー品種です。
フランスではロワールのアンジューソーミュール地区とトゥーレーヌ地区で有名。あとは南アフリカでもスティーンという名で出ています。

辛口の普通のワインでは、酸味が強く、松ヤニの風味が特徴なんですって。へー。
ただ、ロワールでは泡も造られているし、カールドショームやボヌゾーなんかではすばらしい貴腐ワインも造られているのです。

とりあえず今回は、気分により、泡2本と、スティルワイン2本を購入。

まずは泡で準備体操を。AOC Vouvray のスパークリング。
なぜアントワネットかと。


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ヴーヴレイ・ブリュット・キュベ・アントワネット  (Cuvee Antoinette Vouvray)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: Felicien Brou
ヴィンテージ: NV
 品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 12%
価格: 1800円程度
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色は濃くて、麦わら色。泡も細かい。香りは甘やかで香ばしく、蜂蜜のような香りも。
飲んでみても、辛口なのに、ちょっと蜂蜜っぽい甘さを感じる。

もちろん瓶内二次発酵なんだけど、甘みが発酵のトースト香などに勝ってしまって、ちょっと残念。個人的な好みとして言えば、炭酸の刺激もあまり持続しない。でも、甘みからにじみ出る酸が素敵。普段飲みにはいいんじゃないでしょうか。

次回は本気でシュナンブランいきます!
もちろん、ロワールでシュナンブランと言えば、という大御所のワインも購入済みです!

2015年1月6日火曜日

初めてのワイン会

12月は外で飲むことが多かったこと、そして家で開けたワインについてブログを書く余裕がなく、全然更新できませんでした。メモ程度でもよかったはずなのに。反省。

いつか、「2015年の前半にワイン会をやってみたい」と書いたのだけど、新年にいきなり実現してしまった。一番のネックは会場なのですが、提供してくれた優しい友人に感謝!

時間も短かったので、とりあえず基本の白ワイン3品種について個性の違いを楽しもうという企画を立てました。シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブランですね。この3つの違いが分かると、自分の好みや飲みたいものが頭の中ではっきりし、イメージをお店の人に伝えやすくなるから。参加していただいたメンバーはワイン初心者ではないのですが、やや初心者向けの復習企画となりました。

ワインを選んで簡単な資料を作るだけで一苦労。あれもこれも....と思ってしまうので、「大事なことは何だ?」と問い直し、盛った内容を削る。へたくそな資料に目を通しながらワインを飲んでくれたみなさま、ありがとうございました。

プレゼンも苦手。飲みながらお話しするので、かっちり進行はしないだろうと大体の流れだけ決めて臨んだのですが、散漫になっていけませんでした。

しかし、選んだワインは自画自賛しておこう。

あえてフランス産は選びませんでした。フランスは奥が深すぎて、日常飲むワインで値段相応の価値のあるものをきちんと選ぶのは至難の業だと私自身が常々感じているからです。なので、カリフォルニアのシャルドネ、ドイツのリースリング、ニュージーランドのソーヴィニヨンブランという王道から、品種の特性を素直に表していると思われる銘柄をチョイス。

Kendall-Jackson Vintner's Reserve Chardonnay (2011年、アメリカ、カリフォルニア州、2500円程度):カリフォルニアの大手、ケンダル・ジャクソン。やはり安心、安定。このくらいの値段でも、とても上品なシャルドネ。樽香が強くなく、フルーティで心地よい。好きになった1本。
始まる前から飲み始めるw

Fritz Haag Brauneberger Juffer Riesling Troken (2011年、ドイツ、モーゼル地方、3000円程度):これおいしいんだよなーと前から思っていたフリッツ・ハークのリースリング。しつこくない程度に灯油香もしているし、程良い酸味。夏に冷やして飲んだらまた最高ですよ!

Villa Maria Estate Sauvignon Blanc Reserve Marlborough Wairau (2013年、ニュージーランド・マールボロ、3000円程度):相変わらず猫尿ネタをやりつつも、これはバランスのいいソーヴィニヨンブラン。青っぽい匂いが爽快感とフレッシュさを表していました。

あと、おまけの赤ワインとして、ニュージーランドのピノを持って行きました。
Ata Rangi Pinot Noir Martinborough (2012年、ニュージーランド・ワイララパ、7800円程度)

アタ・ランギは、マオリ語で「夜明け」「始まり」の意。新年にちょうどいいかなと思って選びました。やっぱりうまい....。ピノノワールはやはり多少奮発しないとなかなかいいものに出会えない気がします。

そして、メンバーの1人が持ってきてくれたのがカロン・セギュール!ちょっと固いかも....と言いながら開けてくれたけど、当然おいしい。なんと幸せな!

夕方に会が終わったとたんに緊張が解けて、友人宅で寝てしまうという体たらく。普段この程度の酒量は大したことないんだけど、バテバテでした。みんなが引き続き楽しく飲んでいるのに加われなかった。残念。今年はいっそう体調管理には気をつけないといかんです。みなさま、いろいろとご迷惑をおかけしてすみませんでした。もし次回があれば、今回の反省を踏まえてより良いワイン会ができるようがんばります。

あと料理もおいしかったなー。みんな素敵すぎる。

そんなわけで、今年も元気に、そして堅実に飲みたいです。今年もよろしくお願いします!

P.S. どなたか、写真を撮っていたら共有していただけるとありがたいです。自分では全然撮る余裕がありませんでした。すみませんー!

2014年12月3日水曜日

ルーマニアの美女たちと土着品種

先日、ルーマニアワインを飲む会に参加してきました。ルーマニアというと、チャウシェスクが失脚後に薄暗い部屋でカメラに向かって文句を言っているシーンを覚えている世代なんだけど、ああいう陰気なイメージとは違って、(すごく大雑把に言うと) ラテン系の明るい国民性だそう。魔女もいるらしい。ワイン生産国としては、受験のときにちらっと見ただけでまったく知識がない国でした。しかし、ルーマニアのワイン生産量は世界12位だそうで、結構な量です。ただし大半が国内消費。


 


ルーマニアの土着品種は、「乙女」と「熟女」がポイント。
写真でも美女ぞろい。左から:

1. スパークリング: 品種不明。瓶内二次発酵。個人的には、泡の持続性がやや短い気がした。個体差なのかな?
2. フェテアスカアルバ (白): 「白い乙女」の意。この指紋デザインのアルバ子ちゃんは樽の香りも重くない。
3. フェテアスカレガーラ (白): 「王家の乙女」の意。白い花の香りがして、芳香性が高い。さすが王家は上品だなと思ったら、あとから少し野性的な香りがしてほくそ笑む。1200円程度なので、CP良すぎる王女様。
4. ピノノワール: どこでもピノに挑戦してみたいものなのだなー。
5. フェテアスカネアグラ (赤): 「黒い乙女」の意。タンニンもほどほどでまろやか。
6. バベアスカネアグラ (赤): 「黒い熟女」の意。このGLIAというワインが一番おいしかったのです。美魔女。
7. グラサ: グラサデコトナリという貴腐ワイン。「ワインの女王」だそうです。やはりトリはこうでなくっちゃという大物。ただし、抜栓するとき固めたロウが飛び散るので注意。

これまで土着品種ってあんまり心に響いてこなかった。おそらく、受験で暗記が辛かったネガティブフィーリングの矛先が、ややこしい無限の固有品種に向かったんだと思う (イタリアとか)。ワインの面白味はその風土と歴史に負うところが大きいから、飲んでみると楽しいんだな。

あとは、「なぜそれを飲むのか?」に答えがでるかどうか。この間、アルゼンチンを代表する品種であるマルベックを飲みました。マルベックはフランスから持ち込まれた品種だから土着ではないんだけど、現代のフランスでは淘汰されてあまり造られていない。でも、アルゼンチンでは風土と食生活にマッチして、瞬く間に国を代表する品種となりました。たしかに酸味も渋みもほどほどなのにしっかりしていて、かつ飲みやすい。牛肉に合いそう。

しかし。家で肉を食べない私には、これだったらカベルネソーヴィニヨンかシラーでいいよな?という思いが捨てきれない。要は今の自分の中で存在感が生まれなかった。

チリのカルメネールという品種も最近飲んだのだけど、こちらはもっと複雑で魅惑的だった。

ルーマニアの "美女たち" はどうかというと、白は可憐、赤は奔放なイメージ (個人の感想です)。特に赤は重厚感はないけれど果実味とスパイシーさが複雑な性格を形成していて、もう一回会いたいなーと思わせます。GLIA、また飲みたいなー。

(ワイン会を企画・運営してくださった方々、どうもありがとうございました!)


2014年11月27日木曜日

甲州+ソーヴィニヨン・ブラン プライベート リザーブ

都農ワインを愛している。

というのも、最初に「おいしいな」って思ったワインが、お友だちから何かのお礼にプレゼントされた都農ワインのキャンベルアーリーだったから。初恋のワイン。

大体初恋というのは、後々ガッカリするもの。でも、都農さんは全然裏切らない。どう造ってもシャルドネうまいよ!というわけで、いつまでも愛し続ける永遠の恋人。

彼が甲州をリリースしたと耳にして、飲みたいなーと思っていたのです。甲州というのは日本固有の品種ではあるけれど、ぶっちゃけイコール山梨の品種。それを南国宮崎で作るなんて....。どんな味がするんだろ。しかもソーヴィニヨンブランとの混醸もだよ。

でも最近ほかの日本ワインに貢ぎすぎ、この甲州については忘れたふりをしておりました。
しかし。
日本ワインガイドのFacebookページの記事を見て、「うわわわわ」と。もうふらふらっとポチってしまいました。

今日届いたこのコたち。はじめまして。
甲州100%と、甲州+SBの混醸

日本ワインガイドでイチオシという甲州+ソーヴィニヨンブランを開けてみました。

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甲州+ソーヴィニヨン・ブラン プライベート リザーブ
産地: 宮崎県
生産者: 都農ワイン
ヴィンテージ:  2012
品種: 甲州 50%、ソーヴィニヨンブラン 50%
アルコール度数: 11%
価格: 2880円
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色は濃い麦わら色。ここからして、「?!」という感じ。甲州やソーヴィニヨンブランって淡いイメージなんだ。落ち着け私、樽だから。

香りは、私の貧弱なボキャブラリーでは「たくあん?」と思ったけど (笑)、上のリンクでは「樽の風味とカラメルを思わせる香りが溶け合っています」ときちんと表現されている。冷たいうちからこの個性的な香りが押されんばかりに漂ってくる。すっごくクリーミー。でも樽々した感じではないのです。

飲んでみると、まったりして、やっぱりクリーミー。樽をかけていると言っても、甲州とソーヴィニヨンブランでこんな感想は変な気がする。私の知っている甲州でもソーヴィニヨンブランでもない。トロピカルな果実味が迫る。南国の果物って、たまに変なやついるやん?食べるとすっごいおいしいんやけど。ああいう感じ。

新しい生き物が誕生したよ!

試験対策で6大品種ばかり飲んでいたせいか、味覚が保守的になってたのかも。こういう「南国宮崎で、都農で、甲州で」って想像できる範囲から逸脱しまくった驚きが久しぶり。

あなたが初恋の人でよかった。これからも愛してる。

2014年11月18日火曜日

熊本で日本ワイン

熊本旅行に行きました。

その前の週に咳喘息にかかったのと胃腸の調子がすごく悪かったので、タイミングとしては最悪だったのですが、結果的に偶然の出会いに浮かれた旅行となりました。

もちろん、熊本ワインは旅程に入っています。

熊本ワインは、受賞歴もある菊鹿シャルドネで有名です。調べると結構中心地から近い。普通、ワイナリーというのは畑の近くにあることが多いので、アクセスの良いところにはありません (最近、北海道や大阪に醸造所が便利な場所にあるワイナリーもできていますが)。

行ってみて分かりました。フードパル熊本という第三セクター的な食品工業団地の一部なんですね。観光客向けという。
 
熊本ワインは私企業ですが


三セク臭漂う場内
熊本ワインは契約農家からブドウを買い付けて、この施設で醸造しています。
ガラス越しに見学もできます。
ステンレスタンク

試飲に期待していたのですが、菊鹿シリーズは飲めませんでした。観光に来る人に飲ませてたらキリがないということなのかもしれないですが、有料でも飲んでから買いたかった。

しかしお楽しみは、店員のお姉さんとの念入りな会話。その上で、納得するお買い物ができました。日本ワインが好き!とか、東京から来たと言うと、東京のおすすめのお店を教えてくださいました (絶対行こ)。そして、「実は熊本にも日本ワインをたくさん置いている店があるんですよー」とカードをくれたんですね。東京から訪れた有名なワインジャーナリストの方も驚くほどの品揃えとか。「うおー!それは行ってみたいなー、会食終わった後に1人でちょろっと行けるかしら?」とカードを見てたんですよね。

そして夕ごはん。知人が予約したお店に連れて行かれたんですが、びっくり!そのカードのお店だったんです。知人はワインを全く知らない人なのですが、私がワインが好きというので本で目についたこのお店を予約してくれていたらしい (ちなみに熊本市内はワインバーと名のつくところは他にも結構あったので余計に)。なんという偶然。感謝です。

お店の名は「瑠璃庵」

こだわりの日本酒もたくさん置いてあるお店なのですが、ワイン好きとしてはもう入り口にたどり着く前に並んでいる空き瓶が城戸だのたこシャン大瓶だの、心臓がバクバクするデコレーション(笑)。

お店に入ってからも、お目々キラキラでお店のお兄さんたちに (迷惑を顧みず) 話しかける!だってワインリストがすごいんだもの。賞賛せずにはいられないんだもの。東京のワインバーではもうとっくに姿を消した日本ワインがキラ星のように並んでいる。

残念ながら今回はボトルを開けられないので、グラスワインオンリーだったのだけど、それも菊鹿7種とその他日本全国の「おっ」というワインが14種というセレクション。菊鹿はもう買ったので、それ以外のコたちを堪能しました。

まずは滋賀のヒトミワイナリーの微発泡。デラウェアで、スッキリしていて飲みやすい。

次は、東京初のワイナリーとして最近話題の東京ワイナリー。熊本で初東京ワイナリー(笑)。
シャルドネ。東京ワイナリーなので、当然今年仕込んだ新酒中の新酒なんだけど、シャルドネらしいしっかりした味。いいなぁ。来年はお手伝いに行きたい。
やっぱり馬刺し。とろけますw

同席者が頼んだ小布施ワイナリーのりんごジュース。
おいしいの。
お料理はコースでした。どれも繊細で驚きのある和食。滋味あふれる日本ワインに合う。

私があまりにも食いつくので、お店の方が秘蔵のワインを出してきてくださいました。ワイナリーから直にもらった非売品ということで、ここではそれが何かを明かすことはできないのですが、私の好きなワイナリーの挑戦的な品種でした。感激して味に補正がかかっているのですが、冷静に飲むと、おそらく100%のセパージュでリリースしないっていう判断はきっと正しかったと思うし (すごい生意気だけど...。なぜそう思ったかを書くと品種が分かってしまう...)、オーナーが納得される味になって100%でリリースされたあかつきには絶対飲みながら泣いちゃう。

次はヴィンテージファームという山梨の新しいワイナリーのファーストヴィンテージという天恵富士。
左は大阪のフジマル醸造所のMBA


ヤマブドウの交配品種、「天恵の雫」「富士の雫」という聞いたことのない品種の赤ワインということで試してみました。ヤマブドウ、野性味があって好きなんだよなー。これはおいしい。渋みもしっかりあるけれど若々しくて上品に野性的。

そして最後は白に戻る。
長野県のヴォータノワインの洗馬ビアンコ。セパージュは、ケルナーとシャルドネ。ヴォータノワイン、不勉強で知りませんでした。いろいろと調べてみると、なかなかユニークなエピソードが出てくるワイナリーです。

ケルナーはトロリンガーとリースリングを交配させたドイツ系品種で、北海道でよく栽培されていますが、個人的に酸味がしっかりしすぎているのであんまり進んで飲まないかな。

これは、青リンゴのような風味とさわやかな飲み心地。酸っぱすぎず、単調にならず、丁度いい味のバランスなのです。シャルドネと相性がいいのかな。

ちょいと休憩でセラーの前を通ったら、垂涎モノのワインがズラッと並んでいて、思わず立ち止まる。次に席を立ったときもうっとりと見ていたのですが、あまりにもべったり見ているので、お店の方が「....中も見ますか?」と聞いてくださいました。さすがに遠慮したのですが、後から考えるともったいないことをした。見ているだけで幸せになるコレクションだった。

2回目に通ると、さっきはあった仲村わいんの「大阪メルロー」がなくなっている。「おいしいですか?」とお店の方に聞いたら「本当においしいです」とのお答え。そりゃそうだろうなー。ウチにある1本、開けるのが楽しみすぎる。

ワインはもちろん楽しんで「おいしい!」って思って飲むのが一番なんだけど、お店の方が一つ一つ人脈と信用を築いて集めたワインの意味を感じながら飲める幸せよ。
「ちとイラツく語る野郎」(by もやしもん) にならないように、お店の方にご迷惑をかけないように、とは思うのですが、こうやって知らないことを教えていただいたり、知っていることを共有しながらお店で飲めるというのは、お勉強の賜物。こういう幸せのためにお勉強はあるのです (笑)。

また熊本に行けるかなぁ。行きたいわー。

レア路面電車に乗れたー

2014年11月10日月曜日

ますかっとべーりーA PLUS

おかしな仕事を引きずっていたことと、自分の体調が優れないことですごくモヤモヤした気分の本日。

過剰気味の仕事を終わらせ、このままじゃ眠れないけど、重いやつも飲めないなー、でもおいしいのが飲みたいの、という本日。

ぴったりのヒトがいました!



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ますかっとべーりーA PLUS CHANTER igrek a de Hosaka
産地: 山梨県
生産者: ダイヤモンド酒造
ヴィンテージ:  2012
品種: マスカットベーリーA 100%
アルコール度数: 12.5%
価格: 2000円ちょっと
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マスカットベーリーAというのは、日本を代表する、日本オリジナルの黒ブドウ品種です。ソムリエ等の試験では、日本ワインブームに乗って今年こそはマスカットベーリーAがテイスティングに出るんじゃないかと毎回言われています。

でも、なんかこう、甘くないのに甘ったるいというか、途中で飲み飽きちゃうんですね。ワインが好きになればなるほど、敬遠しちゃうかわいそうな品種ではないかと。

しかしこれ。以前春風駘蕩でこのY3 Cubeを飲ませていただいたことがあるのですが、びっくりする味でした。マダムも「初めてマスカットベーリーAを飲む人には、これが典型だと思っちゃいけないと言っています」とおっしゃっていたほど。
残念ながらY3はなかったのですが、Plusが酒屋さんにあったので、即購入。マスカットベーリーAでもう一度飲みたいなって思ったことなかったので、特別な思いがある。

色は濃いローズピンク。すごく可愛らしい。
香りはやっぱりキャンディのような甘い、MBA特有の香り。しかし、どこからか果皮の渋みのような感じもする。
味は、フルーティ。渋みはややあり、深みもあります。同時に軽さもある。そして、時間が経つとMBAの臭みもありつつ、このおいしさってなんだろう。表現できない自分がつらい。これ、しょうゆっぽいのかもね。酔ってるから話半分なんですが。

うーん、すみません、もう一回Y Cube飲んで出直したい!