少し前に、ひょんなことでワシントン州のワインについて調べてレポートを書きました。
アメリカのワシントン州というのはもちろんD.C.とは異なり、西海岸最北の州です。スタバとかマリナーズで有名なシアトルがある州。ここはワイン産地としても全米2位の生産量を誇ります(1位とは大差なんですが)。シアトルは雨が多いイメージがありますが、ワイン産地はもっと東側で、雨がほとんど降らない荒野です。つまりブドウ栽培に適している。テロワールが素晴らしいのです。
しかし、地味ぃぃぃ!!
なぜかというと、今は品種ありきで産地や好みを語る時代。カリフォルニアはカベルネソーヴィニヨン、お隣のオレゴンはピノノワールというスター品種があるのに、ワシントンにはない。玄人受けするラインナップながらホームランバッターがいない野球チームみたいなものなのです。
(というお話は、すべて"Washington Wines and Wineries: The Essential Guide" (Paul Gregutt著)に寄りかかって書いております)
あんまり日本でも意識されていない産地であるため、見かけることも少ないのだけど、その中でも比較的有名なワインは、やはりチャールズ・スミスじゃないだろうか。白黒でロックテイストなラベルを見たことがある人も多いはず。私はこの間、立川のふつーの焼肉屋さんにオンリストされているのを見ました。
今回は気まぐれに買ったこれ。
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カンフーガール (KUNGFU GIRL)
産地: アメリカ、ワシントン州
生産者: Charles Smith Wines
ヴィンテージ: 2013年
品種: リースリング100%
アルコール度数: 12%
価格: 2400円程度
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色はリースリングにしてはやや濃いのかな?上の写真よりちょっと濃い気がする。
香りは、レモン、ライム、白い花、リンゴ (ワイナリーのサイトにはフジリンゴって書いてある)。そしてかすかに灯油香。おお、やっぱりリースリングだなぁって感じる。
味は、抜栓したてのときはもっとシャープに突き抜けていた気がする。酸味も元気いっぱいだった。高貴なリースリングというよりは、エネルギッシュで味が凝縮されているようなリースリング。でもリースリングらしい上品さは失われていない。
今飲んでいるのは、小瓶に移し替えてしばらく置いていたもの。角がとれ、やや甘やかな顔も見せる。
このリースリング、好きだな。気温が上がってくると、赤より白を飲みたくなるんだけど、そういうカジュアルな飲み方にぴったりだと思う。私はわかりやすいワインが好きなので、ドイツやアルザスより好みかもしれない。
上の本の著者は、ワシントン州のスター品種候補としてセミヨンを挙げていたけれど、私はリースリングのほうがいいと思うんだなー。だって、こんなにキュートで元気いっぱいで上品なリースリング造れちゃうんだもの。そんな土地、なかなかないよ!(たぶん)
2015年3月20日金曜日
2015年3月17日火曜日
【自分メモ】ここ数か月で印象に残ったワイン大集合
お店やお友達のおうちで飲んだワインもテイスティングコメントを残せればいいのですが、だいたいメインのワインが出てくる頃には酔っぱらっていますので、「あれ、おいしかったよなー」くらいにしか思い出せないもの。
昨日今日とちょいとやさぐれておりましたので、自分メモで「あの時よかったなー」というワインをひたすら挙げていく自己満足エントリです。
大体去年 (2014年) の12月あたりから。
↑は、Domaine YOYO。ラングドックのビオです。ビオなのに、6000円前後という強気お値段。でもなかなかお目にかかれないし、おいしいんですよねー。別の種類のがあと2本あるので、できれば1本はテイスティングエントリを書きたいと思います。
↑は、日本ワイン会。イセハラの2014のリリースは今年の10月までおあずけなので、2013は貴重。あと、シャトーメルシャンの桔梗ヶ原メルローは、日本を代表するワインでしょう。常に3万円のコストがかかった1万円のワインという情報が頭をよぎりますが、やはりすごいワイン。これ以前にも飲んだことがあるのですが、10年くらい前のヴィンテージでもまだ若々しかった。
モレ・サン・ドニのプルミエクリュ。ブルオタの方が持ってきてくださったんですが、うまかったわー。
シャトーディケム様。言葉は要りません。生きててよかったw
クリスマス直前に、お世話になったお友達に持って行って、ほぼ1人で飲んできたテタンジェ。
まだ飲んでないけど、ボーペイサージュが1本だけ当たった。ツガネのメルロー。うれしい!
たぶん、すごいバローロ。
お正月にウチで開けたボランジェ。映画ファンには007のシャンパーニュと言ったほうがいいのかな?生活感いっぱいですみません。
友人夫妻と三茶で飲んでいたら、なんとしれっとヨイチノボリのパストゥグランが黒板にオンリスト。お店の方に「これホントにあるんですか?」と思わず聞いてしまった。お店の方はニヤリ。うふふ。これが初ドメーヌタカヒコでした。あまり飲めない友人のだんなさんも結構飲んでいた。パストゥグランだからガメ (追記: ガメは間違い。ツヴァイゲルトです) とピノですが、めっちゃおいしかった。
ちなみに、「愛と胃袋」っていう、ご飯もとてもおいしいお店 ↓
これ、見るからにすごいボルドー、サンテミリオンの格付けワインなんですが、持参したご本人が間違って持ってきたという話もあり、ノーコメントw
ローヌといえばギガル。コンドリューでヴィオニエまで造っているとは知りませんでした。めっちゃおいしかった。ヴィオニエ愛してる。
で、これは今年のベスト3に入る。ベスト1かも。ボーペイサージュのカベルネフラン。こんなキュートなカベルネフラン、初めて。私のカベルネフランのイメージをがらっと変えた。素晴らしすぎる。
この間飲んだ、ヴァン ド ミチノク。Facebookでワインバーやジャーナリストのみなさまが挙げていたので、飲んでみたかったのですが意外なところで飲めました。ヤマブドウとマスカットベーリーAなど、まぜこぜな感じが良い!
経緯などはこちらのブログに詳しい。全然関係ないけど、ピュズラボノームの雰囲気もちょっとだけ感じたりして。来年も飲めますように。
東北では、山形や福島はワインの銘醸地なんです。
身震いするようなボトルが並べられたのですが、選んだのはこちら。
ボンヌ・マール、グランクリュ。幸せすぎてしにそうになった。
昨日今日とちょいとやさぐれておりましたので、自分メモで「あの時よかったなー」というワインをひたすら挙げていく自己満足エントリです。
大体去年 (2014年) の12月あたりから。
↑は、Domaine YOYO。ラングドックのビオです。ビオなのに、6000円前後という強気お値段。でもなかなかお目にかかれないし、おいしいんですよねー。別の種類のがあと2本あるので、できれば1本はテイスティングエントリを書きたいと思います。
↑は、日本ワイン会。イセハラの2014のリリースは今年の10月までおあずけなので、2013は貴重。あと、シャトーメルシャンの桔梗ヶ原メルローは、日本を代表するワインでしょう。常に3万円のコストがかかった1万円のワインという情報が頭をよぎりますが、やはりすごいワイン。これ以前にも飲んだことがあるのですが、10年くらい前のヴィンテージでもまだ若々しかった。
これは日本ワインじゃないけど、ニュージーランドで造られているKusuda。ニュージーランドを代表するワイナリーの1つと言っていいんでしょうね。ものすごくおいしかった。前にシラーを飲んだのですが、ニュージーランドのシラーってオーストラリアのシラーズと全然違うんだなーと。Kusudaのレベルが高いだけかもしれないですけど。
モレ・サン・ドニのプルミエクリュ。ブルオタの方が持ってきてくださったんですが、うまかったわー。
シャトーディケム様。言葉は要りません。生きててよかったw
クリスマス直前に、お世話になったお友達に持って行って、ほぼ1人で飲んできたテタンジェ。
まだ飲んでないけど、ボーペイサージュが1本だけ当たった。ツガネのメルロー。うれしい!
たぶん、すごいバローロ。
お正月にウチで開けたボランジェ。映画ファンには007のシャンパーニュと言ったほうがいいのかな?生活感いっぱいですみません。
友人夫妻と三茶で飲んでいたら、なんとしれっとヨイチノボリのパストゥグランが黒板にオンリスト。お店の方に「これホントにあるんですか?」と思わず聞いてしまった。お店の方はニヤリ。うふふ。これが初ドメーヌタカヒコでした。あまり飲めない友人のだんなさんも結構飲んでいた。パストゥグランだからガメ (追記: ガメは間違い。ツヴァイゲルトです) とピノですが、めっちゃおいしかった。
ちなみに、「愛と胃袋」っていう、ご飯もとてもおいしいお店 ↓
これはキムラセラーズのピノ。これもニュージーランドのワイン。素晴らしかった。これ、見るからにすごいボルドー、サンテミリオンの格付けワインなんですが、持参したご本人が間違って持ってきたという話もあり、ノーコメントw
ローヌといえばギガル。コンドリューでヴィオニエまで造っているとは知りませんでした。めっちゃおいしかった。ヴィオニエ愛してる。
で、これは今年のベスト3に入る。ベスト1かも。ボーペイサージュのカベルネフラン。こんなキュートなカベルネフラン、初めて。私のカベルネフランのイメージをがらっと変えた。素晴らしすぎる。
この間飲んだ、ヴァン ド ミチノク。Facebookでワインバーやジャーナリストのみなさまが挙げていたので、飲んでみたかったのですが意外なところで飲めました。ヤマブドウとマスカットベーリーAなど、まぜこぜな感じが良い!
経緯などはこちらのブログに詳しい。全然関係ないけど、ピュズラボノームの雰囲気もちょっとだけ感じたりして。来年も飲めますように。
東北では、山形や福島はワインの銘醸地なんです。
身震いするようなボトルが並べられたのですが、選んだのはこちら。
ボンヌ・マール、グランクリュ。幸せすぎてしにそうになった。
2015年3月4日水曜日
シュナンブラン月間: サヴニエール・クレ・ド・セラン
ついにやってきた、シュナンブラン月間のメインイベント。サヴニエール・クレ・ド・セランですよ。一部で言われていますが、フランス5大白ワインの1つ。
このサヴニエール・クレ・ド・セランは、ニコラ・ジョリーというカリスマが7 haだけ単独所有しているAOC。
ニコラ・ジョリーは、何と言っても、ビオディナミの伝道師。
ビオディナミとは何か?ビオディナミと自然派の違いは何か?
ビオディナミ (英語ではバイオダイナミクス) は、シュタイナーが提唱した理論に則った (ややオカルトチックな) 農法。私はスピリチュアル系が苦手なので、ビオディナミってなんだかなぁと思っていたのですが、本当においしいワインを飲んで以来、しぶしぶではありますが、結果としての産物を大いに認める派 (笑) です。
「自然派ワイン」や「ビオワイン」(フランス語ではヴァンナチュール) は、一般的には有機農法で栽培され、醸造時にもできるだけ作為的な工程を避けるワインだと思いますが、「何が自然か?」はとらえかたによってさまざまで、明確な定義はありません。曖昧でロックです。ただ、ビオディナミはその一派ということができるでしょう。
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サヴニエール・クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン (SAVENNIERES CLOS DE LA COULEE DE SERRANT)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: NICOLAS JOLY
ヴィンテージ: 2010年
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 15.5%
価格: 6000円程度
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ひえー、アルコール度数15.5%って、白にしては非常に高い。ボトルの裏ラベルにも書いてあるのですが、かなり熟すまで待って収穫していることと、収量を抑えていることが、糖度を上げて (アルコール度数を上げて) いる理由なんでしょう。
色は濃い。もうオレンジに近い麦わら色。
香りは、少しセメダインぽい匂いがする。これはビオ由来というより、シュナンブランの個性かも。嫌な感じではない。火打ち石って表現したほうがいいのかもしれないけどw
アプリコットや梅っぽい香りとミネラル感。
飲めば、うっとりするような芳醇さが広がる。一方でスルスルと入り込んでいく親しみやすさも。温度が上がると、最後に酸味が追いかけてきます。甘味と酸味が舌の周りで絡み合う。
本来はデキャンタージュするか、抜栓してしばらくおくほうがいいようです。
温度も冷たくしないで。
私の貧しいボキャブラリーでは表現できないのですが、ホントにおいしい。
今回はお勉強のために大枚はたきました。
わーん、お金ないけど、また買っちゃいそう!
そういえば、最近見たニュースで、ニコラ・ジョリーがロワールワイン委員会を脱退したってのがありました。ロックですなぁ。
このサヴニエール・クレ・ド・セランは、ニコラ・ジョリーというカリスマが7 haだけ単独所有しているAOC。
ニコラ・ジョリーは、何と言っても、ビオディナミの伝道師。
ビオディナミとは何か?ビオディナミと自然派の違いは何か?
ビオディナミ (英語ではバイオダイナミクス) は、シュタイナーが提唱した理論に則った (ややオカルトチックな) 農法。私はスピリチュアル系が苦手なので、ビオディナミってなんだかなぁと思っていたのですが、本当においしいワインを飲んで以来、しぶしぶではありますが、結果としての産物を大いに認める派 (笑) です。
「自然派ワイン」や「ビオワイン」(フランス語ではヴァンナチュール) は、一般的には有機農法で栽培され、醸造時にもできるだけ作為的な工程を避けるワインだと思いますが、「何が自然か?」はとらえかたによってさまざまで、明確な定義はありません。曖昧でロックです。ただ、ビオディナミはその一派ということができるでしょう。
| 威厳ないわー、この写真w |
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サヴニエール・クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン (SAVENNIERES CLOS DE LA COULEE DE SERRANT)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: NICOLAS JOLY
ヴィンテージ: 2010年
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 15.5%
価格: 6000円程度
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ひえー、アルコール度数15.5%って、白にしては非常に高い。ボトルの裏ラベルにも書いてあるのですが、かなり熟すまで待って収穫していることと、収量を抑えていることが、糖度を上げて (アルコール度数を上げて) いる理由なんでしょう。
色は濃い。もうオレンジに近い麦わら色。
香りは、少しセメダインぽい匂いがする。これはビオ由来というより、シュナンブランの個性かも。嫌な感じではない。火打ち石って表現したほうがいいのかもしれないけどw
アプリコットや梅っぽい香りとミネラル感。
飲めば、うっとりするような芳醇さが広がる。一方でスルスルと入り込んでいく親しみやすさも。温度が上がると、最後に酸味が追いかけてきます。甘味と酸味が舌の周りで絡み合う。
本来はデキャンタージュするか、抜栓してしばらくおくほうがいいようです。
温度も冷たくしないで。
私の貧しいボキャブラリーでは表現できないのですが、ホントにおいしい。
今回はお勉強のために大枚はたきました。
わーん、お金ないけど、また買っちゃいそう!
そういえば、最近見たニュースで、ニコラ・ジョリーがロワールワイン委員会を脱退したってのがありました。ロックですなぁ。
2015年2月18日水曜日
シュナンブラン月間: シャトー・スーシェリー サヴニエール・クロ・デ・ペリエ―ル
シュナンブラン2本目。今日は、ロワール地方、アンジュー地区のAOCサヴニエール。普通の白ワイン。
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サヴニエール・クロ・デ・ペリエ―ル (Savennieres Clos des Perrieres)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: Chateau Soucherie
ヴィンテージ: 2010年
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 13.5%
価格: 3300円程度
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ロワールはフランスの北の方にある東西に長い地方で、大きく4つの地域に分かれます。一番西はミュスカデという品種で有名なペイ・ナンテ地区。次がこのアンジュー&ソーミュール地区です。白はシュナンブラン、赤はカベルネフランが有名。
色は麦わら色。香りはやや弱い。少しレモンと、消毒液の香りが。あとこれが松ヤニかな?っていう香りも。ミネラル感。こう書くとそんなにそそられないけれど、決していやな感じではない。
味わいは、酸味が強くてフレッシュ。でもアルコール度数が高めなせいか、軽々しい感じではない。余韻も長め。冷凍してあった野菜たっぷりギョウザを食べたのですが、あっさりしているギョウザとはいえ、このヒト、ギョウザに負けてない!重めの料理でも合うかも。料理に合わせてなんぼって感じがする。
酸味が強いとすぐにリースリングと比べてしまうのですが、あちらが白い花と甘い蜜に彩られた可憐な酸味 (勝手なイメージ付けw) だとしたら、こちらは上品だけど、もっとぐっとくるストレートな酸味。
私は同じロワールなら、ミュスカデより好きだなぁ。お値段もちょっと違うけどねー。
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サヴニエール・クロ・デ・ペリエ―ル (Savennieres Clos des Perrieres)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: Chateau Soucherie
ヴィンテージ: 2010年
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 13.5%
価格: 3300円程度
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ロワールはフランスの北の方にある東西に長い地方で、大きく4つの地域に分かれます。一番西はミュスカデという品種で有名なペイ・ナンテ地区。次がこのアンジュー&ソーミュール地区です。白はシュナンブラン、赤はカベルネフランが有名。
色は麦わら色。香りはやや弱い。少しレモンと、消毒液の香りが。あとこれが松ヤニかな?っていう香りも。ミネラル感。こう書くとそんなにそそられないけれど、決していやな感じではない。
味わいは、酸味が強くてフレッシュ。でもアルコール度数が高めなせいか、軽々しい感じではない。余韻も長め。冷凍してあった野菜たっぷりギョウザを食べたのですが、あっさりしているギョウザとはいえ、このヒト、ギョウザに負けてない!重めの料理でも合うかも。料理に合わせてなんぼって感じがする。
酸味が強いとすぐにリースリングと比べてしまうのですが、あちらが白い花と甘い蜜に彩られた可憐な酸味 (勝手なイメージ付けw) だとしたら、こちらは上品だけど、もっとぐっとくるストレートな酸味。
私は同じロワールなら、ミュスカデより好きだなぁ。お値段もちょっと違うけどねー。
2015年2月10日火曜日
シュナンブラン月間: フェリシアン・ブルー・ヴーヴレイ・ブリュット・キュベ・アントワネット
もう全然更新できてません。やる気がないのかと言われれば、そうなのかも。家で飲むときはグダグダしてて、外で飲んだら記憶が飛ぶため、書くことができないというところでしょうか。
そんなことではいかんと思い直し、今月からはちらっと「品種ごとにテーマを決めてテイスティング」を実践する予定。こんなに飲んでいながら、イマイチ分かっていない品種を主に取り上げます。
第一弾は、シュナンブラン。白のややマイナー品種です。
フランスではロワールのアンジューソーミュール地区とトゥーレーヌ地区で有名。あとは南アフリカでもスティーンという名で出ています。
辛口の普通のワインでは、酸味が強く、松ヤニの風味が特徴なんですって。へー。
ただ、ロワールでは泡も造られているし、カールドショームやボヌゾーなんかではすばらしい貴腐ワインも造られているのです。
とりあえず今回は、気分により、泡2本と、スティルワイン2本を購入。
まずは泡で準備体操を。AOC Vouvray のスパークリング。
=======
ヴーヴレイ・ブリュット・キュベ・アントワネット (Cuvee Antoinette Vouvray)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: Felicien Brou
ヴィンテージ: NV
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 12%
価格: 1800円程度
=======
色は濃くて、麦わら色。泡も細かい。香りは甘やかで香ばしく、蜂蜜のような香りも。
飲んでみても、辛口なのに、ちょっと蜂蜜っぽい甘さを感じる。
もちろん瓶内二次発酵なんだけど、甘みが発酵のトースト香などに勝ってしまって、ちょっと残念。個人的な好みとして言えば、炭酸の刺激もあまり持続しない。でも、甘みからにじみ出る酸が素敵。普段飲みにはいいんじゃないでしょうか。
次回は本気でシュナンブランいきます!
もちろん、ロワールでシュナンブランと言えば、という大御所のワインも購入済みです!
そんなことではいかんと思い直し、今月からはちらっと「品種ごとにテーマを決めてテイスティング」を実践する予定。こんなに飲んでいながら、イマイチ分かっていない品種を主に取り上げます。
第一弾は、シュナンブラン。白のややマイナー品種です。
フランスではロワールのアンジューソーミュール地区とトゥーレーヌ地区で有名。あとは南アフリカでもスティーンという名で出ています。
辛口の普通のワインでは、酸味が強く、松ヤニの風味が特徴なんですって。へー。
ただ、ロワールでは泡も造られているし、カールドショームやボヌゾーなんかではすばらしい貴腐ワインも造られているのです。
とりあえず今回は、気分により、泡2本と、スティルワイン2本を購入。
まずは泡で準備体操を。AOC Vouvray のスパークリング。
| なぜアントワネットかと。 |
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ヴーヴレイ・ブリュット・キュベ・アントワネット (Cuvee Antoinette Vouvray)
産地: フランス、ロワール地方
生産者: Felicien Brou
ヴィンテージ: NV
品種: シュナンブラン 100%
アルコール度数: 12%
価格: 1800円程度
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色は濃くて、麦わら色。泡も細かい。香りは甘やかで香ばしく、蜂蜜のような香りも。
飲んでみても、辛口なのに、ちょっと蜂蜜っぽい甘さを感じる。
もちろん瓶内二次発酵なんだけど、甘みが発酵のトースト香などに勝ってしまって、ちょっと残念。個人的な好みとして言えば、炭酸の刺激もあまり持続しない。でも、甘みからにじみ出る酸が素敵。普段飲みにはいいんじゃないでしょうか。
次回は本気でシュナンブランいきます!
もちろん、ロワールでシュナンブランと言えば、という大御所のワインも購入済みです!
2015年1月6日火曜日
初めてのワイン会
12月は外で飲むことが多かったこと、そして家で開けたワインについてブログを書く余裕がなく、全然更新できませんでした。メモ程度でもよかったはずなのに。反省。
いつか、「2015年の前半にワイン会をやってみたい」と書いたのだけど、新年にいきなり実現してしまった。一番のネックは会場なのですが、提供してくれた優しい友人に感謝!
時間も短かったので、とりあえず基本の白ワイン3品種について個性の違いを楽しもうという企画を立てました。シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブランですね。この3つの違いが分かると、自分の好みや飲みたいものが頭の中ではっきりし、イメージをお店の人に伝えやすくなるから。参加していただいたメンバーはワイン初心者ではないのですが、やや初心者向けの復習企画となりました。
ワインを選んで簡単な資料を作るだけで一苦労。あれもこれも....と思ってしまうので、「大事なことは何だ?」と問い直し、盛った内容を削る。へたくそな資料に目を通しながらワインを飲んでくれたみなさま、ありがとうございました。
プレゼンも苦手。飲みながらお話しするので、かっちり進行はしないだろうと大体の流れだけ決めて臨んだのですが、散漫になっていけませんでした。
しかし、選んだワインは自画自賛しておこう。
あえてフランス産は選びませんでした。フランスは奥が深すぎて、日常飲むワインで値段相応の価値のあるものをきちんと選ぶのは至難の業だと私自身が常々感じているからです。なので、カリフォルニアのシャルドネ、ドイツのリースリング、ニュージーランドのソーヴィニヨンブランという王道から、品種の特性を素直に表していると思われる銘柄をチョイス。
Kendall-Jackson Vintner's Reserve Chardonnay (2011年、アメリカ、カリフォルニア州、2500円程度):カリフォルニアの大手、ケンダル・ジャクソン。やはり安心、安定。このくらいの値段でも、とても上品なシャルドネ。樽香が強くなく、フルーティで心地よい。好きになった1本。
Fritz Haag Brauneberger Juffer Riesling Troken (2011年、ドイツ、モーゼル地方、3000円程度):これおいしいんだよなーと前から思っていたフリッツ・ハークのリースリング。しつこくない程度に灯油香もしているし、程良い酸味。夏に冷やして飲んだらまた最高ですよ!
Villa Maria Estate Sauvignon Blanc Reserve Marlborough Wairau (2013年、ニュージーランド・マールボロ、3000円程度):相変わらず猫尿ネタをやりつつも、これはバランスのいいソーヴィニヨンブラン。青っぽい匂いが爽快感とフレッシュさを表していました。
あと、おまけの赤ワインとして、ニュージーランドのピノを持って行きました。
Ata Rangi Pinot Noir Martinborough (2012年、ニュージーランド・ワイララパ、7800円程度)
アタ・ランギは、マオリ語で「夜明け」「始まり」の意。新年にちょうどいいかなと思って選びました。やっぱりうまい....。ピノノワールはやはり多少奮発しないとなかなかいいものに出会えない気がします。
そして、メンバーの1人が持ってきてくれたのがカロン・セギュール!ちょっと固いかも....と言いながら開けてくれたけど、当然おいしい。なんと幸せな!
夕方に会が終わったとたんに緊張が解けて、友人宅で寝てしまうという体たらく。普段この程度の酒量は大したことないんだけど、バテバテでした。みんなが引き続き楽しく飲んでいるのに加われなかった。残念。今年はいっそう体調管理には気をつけないといかんです。みなさま、いろいろとご迷惑をおかけしてすみませんでした。もし次回があれば、今回の反省を踏まえてより良いワイン会ができるようがんばります。
あと料理もおいしかったなー。みんな素敵すぎる。
そんなわけで、今年も元気に、そして堅実に飲みたいです。今年もよろしくお願いします!
P.S. どなたか、写真を撮っていたら共有していただけるとありがたいです。自分では全然撮る余裕がありませんでした。すみませんー!
いつか、「2015年の前半にワイン会をやってみたい」と書いたのだけど、新年にいきなり実現してしまった。一番のネックは会場なのですが、提供してくれた優しい友人に感謝!
時間も短かったので、とりあえず基本の白ワイン3品種について個性の違いを楽しもうという企画を立てました。シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブランですね。この3つの違いが分かると、自分の好みや飲みたいものが頭の中ではっきりし、イメージをお店の人に伝えやすくなるから。参加していただいたメンバーはワイン初心者ではないのですが、やや初心者向けの復習企画となりました。
ワインを選んで簡単な資料を作るだけで一苦労。あれもこれも....と思ってしまうので、「大事なことは何だ?」と問い直し、盛った内容を削る。へたくそな資料に目を通しながらワインを飲んでくれたみなさま、ありがとうございました。
プレゼンも苦手。飲みながらお話しするので、かっちり進行はしないだろうと大体の流れだけ決めて臨んだのですが、散漫になっていけませんでした。
しかし、選んだワインは自画自賛しておこう。
あえてフランス産は選びませんでした。フランスは奥が深すぎて、日常飲むワインで値段相応の価値のあるものをきちんと選ぶのは至難の業だと私自身が常々感じているからです。なので、カリフォルニアのシャルドネ、ドイツのリースリング、ニュージーランドのソーヴィニヨンブランという王道から、品種の特性を素直に表していると思われる銘柄をチョイス。
Kendall-Jackson Vintner's Reserve Chardonnay (2011年、アメリカ、カリフォルニア州、2500円程度):カリフォルニアの大手、ケンダル・ジャクソン。やはり安心、安定。このくらいの値段でも、とても上品なシャルドネ。樽香が強くなく、フルーティで心地よい。好きになった1本。
| 始まる前から飲み始めるw |
Fritz Haag Brauneberger Juffer Riesling Troken (2011年、ドイツ、モーゼル地方、3000円程度):これおいしいんだよなーと前から思っていたフリッツ・ハークのリースリング。しつこくない程度に灯油香もしているし、程良い酸味。夏に冷やして飲んだらまた最高ですよ!
Villa Maria Estate Sauvignon Blanc Reserve Marlborough Wairau (2013年、ニュージーランド・マールボロ、3000円程度):相変わらず猫尿ネタをやりつつも、これはバランスのいいソーヴィニヨンブラン。青っぽい匂いが爽快感とフレッシュさを表していました。
あと、おまけの赤ワインとして、ニュージーランドのピノを持って行きました。
Ata Rangi Pinot Noir Martinborough (2012年、ニュージーランド・ワイララパ、7800円程度)
アタ・ランギは、マオリ語で「夜明け」「始まり」の意。新年にちょうどいいかなと思って選びました。やっぱりうまい....。ピノノワールはやはり多少奮発しないとなかなかいいものに出会えない気がします。
そして、メンバーの1人が持ってきてくれたのがカロン・セギュール!ちょっと固いかも....と言いながら開けてくれたけど、当然おいしい。なんと幸せな!
夕方に会が終わったとたんに緊張が解けて、友人宅で寝てしまうという体たらく。普段この程度の酒量は大したことないんだけど、バテバテでした。みんなが引き続き楽しく飲んでいるのに加われなかった。残念。今年はいっそう体調管理には気をつけないといかんです。みなさま、いろいろとご迷惑をおかけしてすみませんでした。もし次回があれば、今回の反省を踏まえてより良いワイン会ができるようがんばります。
あと料理もおいしかったなー。みんな素敵すぎる。
そんなわけで、今年も元気に、そして堅実に飲みたいです。今年もよろしくお願いします!
P.S. どなたか、写真を撮っていたら共有していただけるとありがたいです。自分では全然撮る余裕がありませんでした。すみませんー!
2014年12月3日水曜日
ルーマニアの美女たちと土着品種
先日、ルーマニアワインを飲む会に参加してきました。ルーマニアというと、チャウシェスクが失脚後に薄暗い部屋でカメラに向かって文句を言っているシーンを覚えている世代なんだけど、ああいう陰気なイメージとは違って、(すごく大雑把に言うと) ラテン系の明るい国民性だそう。魔女もいるらしい。ワイン生産国としては、受験のときにちらっと見ただけでまったく知識がない国でした。しかし、ルーマニアのワイン生産量は世界12位だそうで、結構な量です。ただし大半が国内消費。
ルーマニアの土着品種は、「乙女」と「熟女」がポイント。
写真でも美女ぞろい。左から:
1. スパークリング: 品種不明。瓶内二次発酵。個人的には、泡の持続性がやや短い気がした。個体差なのかな?
2. フェテアスカアルバ (白): 「白い乙女」の意。この指紋デザインのアルバ子ちゃんは樽の香りも重くない。
3. フェテアスカレガーラ (白): 「王家の乙女」の意。白い花の香りがして、芳香性が高い。さすが王家は上品だなと思ったら、あとから少し野性的な香りがしてほくそ笑む。1200円程度なので、CP良すぎる王女様。
4. ピノノワール: どこでもピノに挑戦してみたいものなのだなー。
5. フェテアスカネアグラ (赤): 「黒い乙女」の意。タンニンもほどほどでまろやか。
6. バベアスカネアグラ (赤): 「黒い熟女」の意。このGLIAというワインが一番おいしかったのです。美魔女。
7. グラサ: グラサデコトナリという貴腐ワイン。「ワインの女王」だそうです。やはりトリはこうでなくっちゃという大物。ただし、抜栓するとき固めたロウが飛び散るので注意。
これまで土着品種ってあんまり心に響いてこなかった。おそらく、受験で暗記が辛かったネガティブフィーリングの矛先が、ややこしい無限の固有品種に向かったんだと思う (イタリアとか)。ワインの面白味はその風土と歴史に負うところが大きいから、飲んでみると楽しいんだな。
あとは、「なぜそれを飲むのか?」に答えがでるかどうか。この間、アルゼンチンを代表する品種であるマルベックを飲みました。マルベックはフランスから持ち込まれた品種だから土着ではないんだけど、現代のフランスでは淘汰されてあまり造られていない。でも、アルゼンチンでは風土と食生活にマッチして、瞬く間に国を代表する品種となりました。たしかに酸味も渋みもほどほどなのにしっかりしていて、かつ飲みやすい。牛肉に合いそう。
しかし。家で肉を食べない私には、これだったらカベルネソーヴィニヨンかシラーでいいよな?という思いが捨てきれない。要は今の自分の中で存在感が生まれなかった。
チリのカルメネールという品種も最近飲んだのだけど、こちらはもっと複雑で魅惑的だった。
ルーマニアの "美女たち" はどうかというと、白は可憐、赤は奔放なイメージ (個人の感想です)。特に赤は重厚感はないけれど果実味とスパイシーさが複雑な性格を形成していて、もう一回会いたいなーと思わせます。GLIA、また飲みたいなー。
(ワイン会を企画・運営してくださった方々、どうもありがとうございました!)
ルーマニアの土着品種は、「乙女」と「熟女」がポイント。
写真でも美女ぞろい。左から:
1. スパークリング: 品種不明。瓶内二次発酵。個人的には、泡の持続性がやや短い気がした。個体差なのかな?
2. フェテアスカアルバ (白): 「白い乙女」の意。この指紋デザインのアルバ子ちゃんは樽の香りも重くない。
3. フェテアスカレガーラ (白): 「王家の乙女」の意。白い花の香りがして、芳香性が高い。さすが王家は上品だなと思ったら、あとから少し野性的な香りがしてほくそ笑む。1200円程度なので、CP良すぎる王女様。
4. ピノノワール: どこでもピノに挑戦してみたいものなのだなー。
5. フェテアスカネアグラ (赤): 「黒い乙女」の意。タンニンもほどほどでまろやか。
6. バベアスカネアグラ (赤): 「黒い熟女」の意。このGLIAというワインが一番おいしかったのです。美魔女。
7. グラサ: グラサデコトナリという貴腐ワイン。「ワインの女王」だそうです。やはりトリはこうでなくっちゃという大物。ただし、抜栓するとき固めたロウが飛び散るので注意。
これまで土着品種ってあんまり心に響いてこなかった。おそらく、受験で暗記が辛かったネガティブフィーリングの矛先が、ややこしい無限の固有品種に向かったんだと思う (イタリアとか)。ワインの面白味はその風土と歴史に負うところが大きいから、飲んでみると楽しいんだな。
あとは、「なぜそれを飲むのか?」に答えがでるかどうか。この間、アルゼンチンを代表する品種であるマルベックを飲みました。マルベックはフランスから持ち込まれた品種だから土着ではないんだけど、現代のフランスでは淘汰されてあまり造られていない。でも、アルゼンチンでは風土と食生活にマッチして、瞬く間に国を代表する品種となりました。たしかに酸味も渋みもほどほどなのにしっかりしていて、かつ飲みやすい。牛肉に合いそう。
しかし。家で肉を食べない私には、これだったらカベルネソーヴィニヨンかシラーでいいよな?という思いが捨てきれない。要は今の自分の中で存在感が生まれなかった。
チリのカルメネールという品種も最近飲んだのだけど、こちらはもっと複雑で魅惑的だった。
ルーマニアの "美女たち" はどうかというと、白は可憐、赤は奔放なイメージ (個人の感想です)。特に赤は重厚感はないけれど果実味とスパイシーさが複雑な性格を形成していて、もう一回会いたいなーと思わせます。GLIA、また飲みたいなー。
(ワイン会を企画・運営してくださった方々、どうもありがとうございました!)
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