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2015年5月31日日曜日

「努力せずにワインジャーナリストになろう」その1

見よ、このタイトル。

今でも予算の許す限りワインスクールに通っているのですが、今期選んだのが、タイトルの講座(笑)。月1回です。

「努力せずにワインジャーナリストになろう」なんていう大胆な講座名を付けるのは、日本にひとりしかいません。はい、ワインジャーナリストであり、有名な著作や訳書も多い葉山考太郎先生です。ワインが好きな人もそうでない人も、一度くらいはその軽妙で誰でにも分かりやすい文章を本や雑誌で目にしているはず。

ワインジャーナリストになるかどうかはともかく、毎回ワインにまつわる文章を書いて提出すると、それを先生に批評していただけるということで、それに惹かれて受講することにしました。

先月の初回の授業では、ワインジャーナリズム業界のしくみや文章の書き方などが楽しく語られました。「ワインジャーナリストは1ダースで十分?」に始まり、「ワインジャーナリストだけでは食えない?」、原稿料や印税の現実など、どこの業界も一緒ね...みたいな状況で、要は「ワインジャーナリストと名乗るのは自由、でも稼げません」ということです。当然ですわね。

(余談ですが、葉山先生によると、日本においてワインジャーナリスト専業で食べている人はおそらくひとりだけとのこと。このへんは翻訳業界とは異なります。先生もきっとワインだけで食べていけるのでしょうが、もともと本業はソフトウェア関係とどこかで読みました。パズル本の編集もされていますし、超多才な方です。)

今月からはいよいよ受講生がそれぞれ書く番。

課題は、自分がコラムを書きたい媒体、コラムのコンセプト、タイトルを決め、400字程度で1本書くこと。あとペンネームを決めること(先生のお名前も、住んでいる場所+ご子息の名前というペンネーム)。締め切りは授業当日の17時です。

(続きます)



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