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2014年4月13日日曜日

ブラインドテイスティングの練習: 白編 その1

うららかな日曜の午後、ブラインドテイスティングの練習をさらします...。

エントリーは白5本。

左から:
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1. Logan Chardonnay (2012)
品種: シャルドネ
産地: オーストラリア、ニューサウスウェールズ
オーク樽熟成、MLFあり
シャルドネの特徴: 個性のないのが良い個性、みたいな品種。なので、土地の特性を反映。育てやすい品種のため、世界各地で栽培。樽熟成と樽なしで全然味が違います。

2. Craggy Range Te Muna Road Sauvignon Blanc (2012)
品種: ソーヴィニヨンブラン
産地: ニュージーランド、マーティンボロ
ソーヴィニヨンブランの特徴: 香りは、ハーブ、芝、カシスの芽。猫尿という人もいる。味はグレープルーツの皮みたいなほろ苦さもあり。

3. Muscadet Sevre et Maine Sur Lie (2005)
品種: ミュスカデ
産地: フランス、ロワール
ミュスカデの特徴: 香りは薄い。シュールリーという、澱と一緒に寝かせておく製法が取られることが多い。シュールリーだと、独特の吟醸香がする (らしい)。酸味は強め。

4. Trimbach Riesling (2010)
品種: リースリング
産地: フランス、アルザス
リースリングの特徴: とにかく酸味が強い品種。シャルドネとは対照的に気難しい品種で、冷涼な土地を好みます。レモンや灯油香。

5. Gerard Metz Alsace Gewürztraminer (2012)
品種: ゲヴェルツトラミネール
産地: フランス、アルザス
ゲヴェルツトラミネールの特徴: ライチの香り。これが特徴的なので、分かりやすい品種。味はスパイシーだけど、辛口になったり、甘口にされたりします。

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テイスティングの前の準備がめんどくさい。5本を全部開けてしまったら後の処理どうすんだよ....というわけで、あるだけの小瓶に取り分け、冷蔵庫に保存しました。本数が多いので、めちゃくちゃ面倒....。

それが終わったら、テイスティンググラスの裏に番号を貼り、後で何を飲んだか分かるようにします。

グラスに50mlほど注ぎ、家の者にシャッフルしてもらいました。
で、テイスティング開始。

シャッフル後の順番で左から。
(家の電球色では色が見づらいので、色の記述はなし)

A: 香りはアスパラガス、芝。味は、酸味が強い。グレープフルーツの味も。
→ 2のソーヴィニヨンブラン

B: 香りは白い花、柑橘系、芳香剤のようなアロマティックな感じ。味は、酸味がかなり強い。レモン。
→ すごく迷ったんだけど、この芳香剤のようなのが吟醸香なのかな?と思って、3のミュスカデ

C: 香りは白い花、ライチ。味は、やや甘口。なめらかでほんのりスパイシー。
→ 5のゲヴェルツ

D: 香りはレモンぽい。酸味が強くて、味もレモン。個性が薄い気がする。うーん。
→ 酸味が強いから、やっぱり4のリースリングかな。アルザスは割と香りが薄い気がする。

E: 樽とヨーグルトっぽい香り。
→ 1のシャルドネ

答え合わせをしたのですが、BとDが逆でした。香りの強かったBがアルザスのリースリング、Dがミュスカデ。
この2つ、授業でも間違えたんだよなー。普段リースリングを漫然と飲み過ぎてて、こんなに香りが豊かだとは意識してなかった。
そして、ミュスカデの吟醸香っていうのが未だによく分かってない....。

まだまだ先は長いです。

(言い訳がましいですが、テイスティング中は飲まずに吐いて捨てます。残ったものは当然飲みます....)

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