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2014年5月11日日曜日

ブラインドテイスティングの練習: 赤編 その1

ワインスクールのクラスメイト有志で、「小瓶交換会」第一弾を実施。テイスティングの練習の負担を減らすため、各自で割り当てられた品種のワインを購入し、メンバー分の小瓶 (C1000タケダ) に分けて交換する企画。

そこでもらった5本と、家にあるネッビオーロの5品種でブラインドテイスティング。以下はメモです。

エントリー:
1. ガメ (ボージョレー)
2. ピノノワール (ブルゴーニュ)
3. シラー (ローヌ)
4. メルロー (ボルドー/サンテミリオン)
5. カベルネソーヴィニヨン主体 (ボルドー)
6. ネッビオーロ (イタリア)

左から、パッと見、色の薄いもん順に並べてテイスティング。


A) 色: 淡いガーネット。明るい。 香: 控えめ。鉄分、イチゴ、紅茶。 味: イチゴ、まろやか、酸味は中程度、タンニンは弱い。
→ 色と紅茶っぽさと鉄分で「2. ピノノワール」

B) 色: 明るめ。ややオレンジのガーネット。 香: バナナ、鉄分、動物っぽい。 味: 酸とタンニンがやや強い。
→ これは自分の「6. ネッビオーロ」

C) 色: 濃いめのガーネット  香: しょうゆ、きのこ  味: タンニンも酸味も弱い。
→ ヴィンテージが1999年と書いてあった「4. メルロー」(本番でこんなに古いのは出ません。数が揃う数年前くらいまでのが多いようです)

D) 色: 濃いルビー。香: 結構強い。キャラメル。革。ブルーベリー。バニラ。葉っぱ。  味: タンニンやや強い。フルーティ。酸味もしっかり
→ うーん、「1. ガメ」かな

E) 色: 濃いルビー。  香: 花、青っぽい、しょうゆ  味: タンニンが強い。酸は中程度。
→ 「5. カベソー」

F) 色: とても濃いルビー。香: ダークチェリー、ふかしイモ(これってインクか?)  味: タンニン多い。酸弱い。ベリーっぽい。
→ この個性的な感じは「3. シラー」


答え合わせ。DとEが逆で、Dがカベルネソーヴィニヨン、Eがガメでした。

ガメは私の担当。クリュデュボージョレ (AOC モルゴン) なのですが、色濃いですねー。マセラシオンカルボニックという製法で作ると色がよく抽出されるらしいのですが、こんなのが本番で出ると分からない。Aのピノノワールをガメと間違えてしまうかも。